商品開発

2022.04.30

地酒「函館奉行」の純米酒部門最高金賞の授与まで

2022年5月10日 函館新聞掲載

 

1,目 的:函館は、日本でも有数の観光地ながら、50年間以上お酒を造る醸造所が無く、地元の地酒(日本酒)が無かった。

2,環 境:北海道新幹線開業が、2016年4月に確定、更なる観光客数が拡大する環境で、函館観光を補う地酒を求められると考える。    

,企 画:2012年秋に、企画をして函館の唯一に稲作地(亀尾)で荒廃する休耕田を美田に返そうとして、酒米を作り日本酒を企画する。

4,酒米作:2013年春に、多数が参加の元に田植え酒米作を行い、亀尾の農家、1代目橋田氏・2代目日向氏に協力を頂き、

                  今日までに至る。

5,醸 造:2013年秋に、日本で初めて清酒を作った、兵庫県の小西酒造()老舗の酒蔵が、引き受けて協力を頂き、今日までに至る。

6,命 名:2013年秋に、地酒の名前は、函館の歴史的建造物の函館奉行所が、2010年春に復元した事から「函館奉行」と命名をした。

6,販 売:2014年春に、函館で一番のお酒問屋で実績がある()イチマスが、販売を引き受け協力を頂く、今日までに至る。

7,案内会:2014年春に、市民を参加を頂く、市内のホテルで函館の食と地酒を紹介イベントを盛大に開催して大きな地元の皆様から

                   評価を頂いた。

8,取組み:初めての取組で関係者の皆様は、躊躇したものの、地酒の夢を語りながら相互に連携と協力を深めて、これまで進めて今日

                   までに至る。

9,経 過:この様な中で、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2015」で、初めて金賞を受賞した。

10,受賞の声:地元関係者の皆は「良いお酒して認知を頂き、今後の生産拡大への励みになる」と喜んでいる。

11,海外輸出:日本酒の海外の人気が高まり、香港SOGOの北海道の再発見のイベントを企画して、北海道の日本酒の紹介を進めた。

12,酒米量:酒米の生産量は、2019年まで5トン程度であったが、2020年から10トン・2021年25トンと増産できた。

13,醸造量:酒米を増産したがコロナ禍で消費が低迷して販売が伸びず、アリババのサイトで販売するなど、輸出の強化を図り工夫を行った。

14,新設醸造:これまでの我々の地酒の取組で火が付き、函館市や七飯町に新しい酒蔵(醸造所)が新設されて、新しい地酒が飲める

                        進展が図られてきた。

15,最高金賞:2022年春「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」で、初めて純米酒部門で最高金賞を受賞した。

16,今後の展開:今後の地酒としては、市民に愛される事・観光客の皆様に函館の地酒が美味しく飲まれる事・市場拡大をして函館唯一の

                           酒米作りに貢献する事

17,販売の拡大:函館の地酒としては、道南を()イチマスに販売を拡大して頂く事に加えて、全国に販売して市場を拡大して行く事にする。

18,輸出の拡大:これまでに香港・中国へ輸出をして来た経緯を踏まえて、多くの引き合いに対応を進めて、日本酒の輸出の拡大へ務めて

                          行く事にする。

<地域の力を目的に導き達成するには、参加を頂いた皆様の弛まぬ継続と努力によるものと、感謝と御礼を申し上げたい>

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